視診(目で見る診察)と、必要に応じたレントゲン撮影で虫歯を確認します。歯と歯の間など、目だけでは確認しにくい部位の虫歯や、詰め物の下で静かに広がっている虫歯も、レントゲンで初めて把握できることがあります。
歯周病については、「プローブ」と呼ばれる細い器具を使い、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを測ります。
健康な状態であれば1〜3mm程度ですが、炎症が進行するにつれてこの数値が深くなります。前回の検診との数値を比べることで、悪化しているのか、安定しているのかを判断します。
痛みはなかったのに、実際はかなり進行した虫歯や歯周病が見つかる患者様が、実際に少なくありません。
虫歯も歯周病も、初期段階では痛みがほとんど出ません。神経に達するほど進行してはじめて強い痛みを感じることが多く、そこまで放置されると、削る範囲も治療の回数も大きく増えます。
しかも、一度削った歯は、天然の歯と同じ強さには戻りません。詰め物や被せ物で修復した歯は構造的にもろく、二次虫歯(詰め物の下から再発する虫歯)のリスクも抱えます。
治療のたびに歯はどんどん薄くなり、最終的に抜かなければならなくなる。こうしたケースを、日々の診療の中で見続けています。
定期検診は、このサイクルを食い止めるための手段です。
何か問題が出てから対処するのではなく、問題が起きる前に把握しておく、それが定期検診の本来の役割です。
初期段階で発見できれば、削る量は最小限で済みます。歯周病であれば、クリーニングと日常ケアの見直しで進行を止められる段階があります。
「早く来てくれればよかった」と思う場面より、「定期的に来てくれているから安心ですね」と言っていただける患者様を増やしたい。それが当院が定期検診を大切にしている理由です。
「虫歯があるかどうか確認するだけ」と思われることがありますが、実際の検診では、口の中を広い範囲で確認します。

視診(目で見る診察)と、必要に応じたレントゲン撮影で虫歯を確認します。歯と歯の間など、目だけでは確認しにくい部位の虫歯や、詰め物の下で静かに広がっている虫歯も、レントゲンで初めて把握できることがあります。
歯周病については、「プローブ」と呼ばれる細い器具を使い、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを測ります。
健康な状態であれば1〜3mm程度ですが、炎症が進行するにつれてこの数値が深くなります。前回の検診との数値を比べることで、悪化しているのか、安定しているのかを判断します。

過去に治療した箇所が、現在も問題なく機能しているかを見ます。詰め物や被せ物は時間とともに劣化し、歯との境目に微細な隙間が生じることがあります。
そこから細菌が入り込み、内側で虫歯が進行する状態を「二次虫歯」と呼びます。外から見ただけでは気づきにくいため、定期的な確認が必要です。

特定の歯に噛む力が集中していると、その歯の摩耗が速く進んだり、顎関節に負担がかかったりします。見た目には分かりにくいことが多く、「歯が欠けた」「顎が痛い」といった症状が出てから気づくケースもあります。

歯だけでなく、頬の内側・舌・口唇なども観察します。口腔がんは早期発見であれば治療成績がよい疾患ですが、初期には自覚症状がほとんどなく、粘膜の色の変化や硬結(しこり)として現れることがあります。
定期検診のたびに確認することで、異常を見逃さない体制をとっています。
症状がないまま時間が経つあいだ、口の中では何も変わっていないわけではありません。
歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」とも呼ばれます。痛みや出血がなくても、歯を支える骨(歯槽骨)は少しずつ溶け続けます。
骨が溶けると、歯はグラグラし始め、最終的には抜歯が必要になります。日本で歯を失う原因の第1位が歯周病であることは、あまり知られていません。
治療の規模も、発見の時期で大きく変わります。初期であれば1〜2回の処置で対応できるものが、進行した状態では数ヶ月にわたる治療が必要になることもあります。費用も時間も、早期発見の場合と比べて何倍もかかります。
加えて、歯周病と全身の健康との関係も、近年の研究で明らかになっています。「口の病気は口だけの問題」ではありません。
実際に、口の中の細菌や炎症物質が血流を通じて全身に影響を与え、糖尿病の悪化・心臓疾患・早産などとの関連が報告されています。

歯科検診の推奨頻度は、一般的に3〜6ヶ月に1回です。ただし、これはあくまで目安であり、口の中の状態によって最適なペースは変わります。
過去に虫歯や歯周病の治療経験がある方、喫煙している方、糖尿病などの全身疾患がある方は、リスクが高いため3ヶ月ごとの検診をお勧めすることが多いです。
一方、長く状態が安定している方であれば、6ヶ月に1回でも十分なこともあります。実際の頻度は、初回または前回の検診の結果をふまえてご提案します。

当院の定期検診は健康保険が適用されます。窓口での自己負担は3割です。「定期検診は自費だと思っていた」という方もいらっしゃいますが、健康保険の範囲内で受けていただける診療です。
症状がない段階での受診に、費用面での不安を感じる必要はありません。
検診の際には、口腔内のクリーニングもあわせて行います。毎日丁寧に歯を磨いていても、歯ブラシが届きにくい場所には汚れが残ります。
特に問題になるのが「歯石」です。歯垢(プラーク)が石灰化して硬くなったもので、いったん形成されるとブラッシングでは取り除けません。歯石の表面には細菌が付着しやすく、歯周病の進行を促します。

専用の器具(スケーラー)で、歯の表面や歯茎の縁に付いた歯石を除去します。歯茎の中(歯周ポケット内)にまで歯石が入り込んでいる場合は、その部分も対象になります。

歯石を取った後、専用のペーストと機器を使って歯の表面を磨きます。表面がなめらかになることで、次に汚れが付着しにくくなります。着色(ステイン)がある場合は、同時に除去します。
毎日のブラッシングは、自分でできる最も基本的なケアです。それに加えて、歯科でしか行えないクリーニングを定期的に受けることで、自宅のケアだけでは届かない部分をカバーします。
あります。虫歯や歯周病は、症状が出るころにはすでに進行しています。特に歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」と呼ばれるほど自覚症状が出にくく、痛みがないまま骨が溶け続けているケースも珍しくありません。
「何もなくて良かった」という結果になることが一番ですが、それを確かめるためにも定期検診は意味があります。
もちろんです。久しぶりの受診だからといって、特別に構える必要はありません。まず現在の状態を確認するところから始めます。
長期間受診されていなかった分、歯石が多く溜まっていることはありますが、それも含めて一つずつ対処します。
検査とクリーニングをあわせて、30〜60分程度が目安です。歯石の量が多い場合や、詳しく検査が必要な場合は、複数回に分けることもあります。
初回は少し時間をいただくことが多いです。
はい。乳歯のうちから定期検診を受けることで、虫歯の早期発見や歯並び・顎の発育の確認が行えます。
また、歯科に定期的に来ることで、お子様が歯医者を「怖い場所」ではなく「慣れた場所」と感じるようになる効果もあります。できれば乳歯が生え揃う3歳前後から始めるのが理想的です。
受けていただけます。妊娠中はホルモンバランスの変化によって歯茎が炎症を起こしやすくなります。
「歯周病と早産の関連性」についても研究で報告されており、むしろ妊娠中こそ口腔内の管理が大切な時期です。
受診のタイミングとしては、安定期にあたる妊娠5〜7ヶ月ごろが多いですが、体調に合わせて対応しますので、まずはお気軽にご相談ください。
最後に歯科検診を受けたのはいつですか?もし「覚えていない」と感じたら、今が受け時です。
和光市駅TaCファミリー歯科では、患者様ひとりひとりのお口の状態を丁寧に診察し、最適な治療やアドバイスを提供いたしますので、お気軽にご相談ください。
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